山行記 ---燕岳~槍ヶ岳('07.08.13 燕山荘~槍ヶ岳)---
******槍ヶ岳登頂******
槍ヶ岳山荘到着は15時ごろ。 本当に足が疲れきっての到着でした。 山荘の前はすでに人でいっぱい。 穂先に向けての登山路は長蛇の列。

疲れきった管理人はそのままベットに倒れこんで、お休み。 管理人以上に疲れてるようにみえたYは到着したら 回復したらしく、「館内探検してくるわ。」と。

うとうとしてると、足をつつかれて目を覚ますと、Yが。 彼曰く「人が空いてきたから、 槍登ろ!明日の朝はやっぱり込むってさ。」

子槍 管理人のほうは「なんでそんなに元気やねん。。。」と 呟きながら、しぶしぶ起き出しました。 いちおう足の回復具合を確認して、結局登ることに。 Yが情報を聞いていたベテランの方 と一緒に登りました。

ガスが出ていて、それが幸いしたのか、 当初予想してたほどは恐怖を感じませんでしたが、 やっぱり内心びくびくでした(笑)。 基本の三点指示を心がけて、 慎重に登りました。 込んでたのも幸いして、急かされることもなかったのがよかったですね。

極力足の力で登るようにはしたのですが、 所々腕力に頼らざるをえないところもありました。 周りの方に、そこは腕の力で登ったほうがええ、といった アドバイスをしていただいたのも本当に助かりました。

登山路 最後のはしごを上りきってなんとか山頂に到着。 (正直なところ、最後のはしごが一番怖かったです。。。) 感無量です。下から見ると本当に 天を突き上げるような 威容で、その頂にいると思うと、なんというか我ながら 信じられない気持ちでした。 ガスがかかっていて、景色をほとんど楽しめなかったのが 残念でしたが。

下山のときは、前をまだ小学生低学年くらいの男の子と父親の 二人連れが下りていました。 「怖い怖い。」と叫ぶ男の子に「大丈夫。お前ならやれる。」と励ます父親。 泣きながらも、なんだかんだでちゃんと下りていくところは、 微笑ましかったですね。 ただ、、、お父さんの励ましの根拠のなさも、面白かったですけど(笑)。 「怖いと思うから、怖いんや!」 いや、、そら怖いですよ。。。私も若干びびりながら下りてますもん。

******槍ヶ岳山荘******
下に着いてもうやくほっとしました。 正直にいえば、山頂では達成感はさほどなく、下りて初めて 達成感を味わった感じでした。

食堂 槍ヶ岳山荘の食事は燕山荘を味わってきた身としては、感激するほどでは なかったですが、それでも十分においしかったですね。 食堂の雰囲気もよかったです。 一緒に槍に登ったベテランの方との登山談義 に花が咲きました。 これも登山の魅力ですね。

お盆休みのど真ん中で、しかも人気の槍ヶ岳ということで、 部屋は人で一杯。 あまりの暑さになかなか寝付けないほどでした。 それでもやっぱり標高3000mです。 夜中はそれなりに冷えます。 暑いと感じてたのに、夜中に目を覚ますと、結構冷え込んでました。

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