山行記
---八ヶ岳('08.08.12後半 硫黄岳〜美濃戸口)---
******阿弥陀岳******
赤岳からは一気に下りました。 最後の下山を除いて最も長い下りでした。 中岳の向こうにそびえる 阿弥陀岳が高くみえました。

赤岳へ向かっていた男の子が阿弥陀岳へ向かう人を見て、 「今からあれ登るの?気が遠くなるよ。」と親に言っているのを 聞いて、思わず笑ってしまいました。 全く、気が遠くなるような高さに思えます。

中岳の手前でシャッターを何度か押してあげたパーティと会いました。 彼らは阿弥陀岳へ登らずに下山するということで、ここでルートが 別れました。

阿弥陀岳登山道に咲く花 麓に荷物を置いて、阿弥陀岳へ取り付きました。 この阿弥陀岳がまた険しい山でした。 赤岳と同じく砂礫の急坂で、 やはり怖さを感じるところもありました。 荷物を置いていって正解でしたね。 本当はこういう場所に鎖がほしいところです。

道の分かりにくさもこの山の特徴で、 私も途中間違えかけてしまい、これは駄目だと思って 引き返したりもしました。

ただ、この山はお花が豊富で 非常に綺麗でした。 ついつい何度も足を止めてカメラを構えてしまいました。 これらの花を見ただけでも、この険しい山を登った甲斐があったと いうものです。

山頂は残念ながら、ガスがかかって周りがほとんど見えませんでしたが、 この山の一番の魅力は花だったと思いますので、十分に満足でした。

下りののことですが、私が道を間違えかけた所で、小さい子が 道が分からず困っていたので、一番左の道を取れば正解ですよ、 と教えてあげました。 やはり分かりにくいんですね。

いい山なだけに、もう少し整備されていれば、と思うのは、 恵まれた登山道ばかり登る 私の贅沢というものかもしれませんね。

******下山******
中岳道への分岐まで戻って荷物を担ぎ、行者小屋へと向かいました。

お花畑の蝶 その中岳道の脇に美しいお花畑が広がっていました。 そのお花畑の中に美しい蝶がいました。 思わずカメラを構えて撮った写真がこれです。

これだけの高山で蝶を見たのは初めてのような気がします。

行者小屋で昼食をとって一息入れた後に、一気に下山しました。 行者小屋から約2時間で美濃戸山荘へ到着。 さすがに足にきました。。。

ここでもう一息をいれて、最後のひと頑張りをして美濃戸口へと 向かいました。 美濃戸口到着は1時半頃。 ここの八ヶ岳山荘でゆっくりお風呂 に浸かって、山の疲れを癒しました。 やっぱり山の最後はお風呂ですね。

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(8月10日)美濃戸口〜赤岳鉱泉

(8月11日)赤岳鉱泉〜横岳〜赤岳天望荘

(8月12日前半)赤岳天望荘〜赤岳

(8月12日後半)硫黄岳〜美濃戸口

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