山行記
---九重連山('07.11.01 牧ノ戸〜久住山〜法華院温泉)---
******牧ノ戸出発******
信州の山以外で一度行ってみたかった山。 それが九重でした。

九重といえば、何よりミヤマキリシマ が有名ですが、もう一つ紅葉も有名な山で、 今回の山行の目的も紅葉です。 そして、九重の誇る秘湯『法華院温泉』 も、また楽しみでした。

GWに宮之浦岳、夏に槍ヶ岳、そして今回の九重と、なんと 人生で初めて年3度の登山を経験することになりました。 しかもいずれも強行日程です。。。

一緒に行ったのは、宮之浦に同行したH。 初の本格登山というのに、宮之浦への日帰り登山という強行日程を 耐え切ってくれたのに、味を占めての強行スケジュールを 組んでしまいました(笑)。

車2台で長者原まで行って、そこに1台を置いて、 残り1台で牧ノ戸まで向かいました。 牧ノ戸の辺りは素晴らしい紅葉で、ドライブにもいいなぁ、と 思いながら眺めていました。

牧ノ戸を発ったのは10時過ぎ。

******久住山******
すすき野 小ピーク沓掛山の辺りの樹木が赤く染まっていました。 さらにどんどん登っていくと、小学生の遠足 らしき集団に会いました。 この辺りでは遠足で九重のような名山に登るんですね。 うらやましいことです。

残念だったのが天候で、曇りだったために燃えるような紅葉と いうわけにはいきませんでした。 途中、晴れていれば、ここから見える阿蘇 が美しいんだよ、と教えてもらった景色も、 曇りで阿蘇を望むことができず、やはり残念でした。

秋の風景を楽しみながら久住山頂へ到着したのは13時前。 久住山頂はさすがに人が多く、賑やかでしたね。 山頂から南側の眺望は素晴らしいものがありました。 彼方に阿蘇、傾、祖母 といった山岳を望むこともできました。

******中岳******
中岳より 久住の名とその盟主の座は久住山に譲りましたが、 九州本土最高峰は中岳のほうです。 その姿の雄大さで久住山に劣っても、やはり人を寄せ付けない 雰囲気をもつ中岳の威容は他を圧しているように思います。

実際、登りやすい九重連山の中にあって、中岳だけは 険しさを感じました。

当然眺望も素晴らしく、久住に比べて人気がないこともあって、 こういう眺望を独占できるのも、この山の魅力ですね。 後で気がついたのですが、北側に見えていた山は 由布岳ですね。 写真左奥に見える山がそれだと思います。

そうして、2時ごろに中岳を発って法華院温泉へと向かいました。

******法華院温泉******
中岳から法華院温泉までの道は久々に樹木の間を抜ける道になりました。 山肌に紅葉が色付いているのを眺めながら、楽しい山行でした。

すすき野 法華院温泉へ着いたのは3時半頃。 予約もしていたので、スムーズに部屋へ入ることができました。

楽しみの温泉はぬるめのお湯で、 一緒に入っていた別の客が 「ぬるいお湯にじっくり浸かったら、湯冷めをしなくて済むんや。」 と会話してたのを聞いて、つい長湯をしてしまいました。 まぁ、それも平日で混んでなかったから、できることですね。

山の上で温泉に入ることができるなんて、 本当に至福の極みです。

ご飯もおいしかったですね。 山小屋のご飯には本当に感心させられます。 過去まずいと感じたのは富士山くらいですね。。。

また、今回初めて山小屋でビールを飲みました。 山の上のビールも格別です。

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(11月01日)牧ノ戸〜久住山〜法華院温泉

(11月02日前半)法華院温泉〜大船山

(11月02日後半)三股山〜長者原

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