パムッカレ①(2011年05月04日)
******パムッカレへ******
この日はパムッカレへ向けて、バス移動である。
パムッカレまでは約4時間の行程で、着いたときにはすでに昼を過ぎていた。さて、パムッカレは事前に唯一宿を予約していなかった宿泊予定地であった。 我々は宿を探さなければいけない。 が、ホテル客引きについていくのは、性質の悪いのに捕まる危険がある。
ところで、『地球の歩き方』のパムッカレの項には、周辺の街や村が3つ記載されている。 デニズリ、カラハユット、パムッカレ村の3つである。 バスがそのうちのどこに着くのか把握していなかったが、位置を確認すると パムッカレ村であった。 目の前に石灰棚が見えるから、間違いない。 宿に決めたのは、ベヤズ・カレという小さなペンションである。 部屋の交渉はクマが引き受けてくれた。 クマにはこういう積極さがある。 少し可愛い感じの宿であったが、それなりに綺麗で、好印象。 洗濯をお願いすると、快く引き受けてくれた。 もっとも、この洗濯はあとでちょっとしたハプニングを招くことになったのだが。
******石灰棚******
個人的感想をいえば、トルコで食べた料理の中で、カッパドキアの壺ケバブと双璧である。 さて、パムッカレといえば、なんといっても最大の魅力は石灰棚である。 滑って危険だからか、入り口で靴を脱がなければならない。 南門から入ると登り坂で、これを素足で登っていくわけである。
おかげで、欧米人などは水着姿である。 イシなどは、目の保養だと言って、喜んでいた。 まあ、確かに日本ではなかなか見られない光景である。 実際、日本人の女の子などは、水着姿になるのを躊躇しているふうであった。 このあたり、欧米人は大胆である。 あとで、クマとイシから写真をもらったら、女の子がたくさん写っていた。 なるほど、確かに目の保養かもしれない(笑)
******ヒエラポリス******
パムッカレのもう一つの見所がヒエラポリスである。
何の花か分からないが、遺跡に真っ赤な花が咲いていたのが印象的であった。 遺跡に情熱的な赤い花が咲いているというのは、どうにも詩的な風景である。 私に詩の才能がないのが恨めしい。 さらに上に進むと、円形劇場がある。 この劇場の舞台部分は、エフェスの円形劇場よりも素晴らしい保存状態で、古代の建築技術の素晴らしさに 感心させられる。
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