鹿港、台中(2008年10月12日後半)
******鹿港天后宮の祭り******
さて、この日の目的地は鹿港という古い港街です。 日本語読みをすると『ロッコウ』ですが、当然それでは通じません。 英語の綴りを見ると、"Lukang"で、 実際の発音を聞くとルゥクヮンって感じでしたね。

『地球の歩き方』によると、台中からは彰化客運バスで行けると あったのですが、そのバス停には 『休息中』の文字が。 要は、今は運行していないのか、と。

鹿港天后宮周辺の屋台 彰化客運バスしか鹿港に行かないと思っていましたので、 実に困りました。 (後で彰化客運バスが走っているのを見かけたので、 本当に受付が休憩してただけだったのかも、、、しれません。)

近くに中鹿客運バスという バス会社のターミナルがあり、聞いてみると鹿港へ行くというので、 喜んでバスに乗り込みました。 英語が通じなかったので苦労しましたが。。。

バスはマイクロバスでした。 台中からは約90分で到着。 真っ先に向かったのが古市街。 妙に人が多い上に、屋台も多く、 鹿港って台湾ではそんなに著名な観光地だったのか、 と驚きながら歩きました。

鹿港天后宮の祭り 天后宮まで行って、理由が分かりました。 地元のお祭りがあったんですね。 向こうのお祭りは爆竹の音が凄いです。

太鼓や爆竹の音に迫力があって、中華文明の歴史の壮大さが 祭りに表れているようです。

何がともあれ、予想外に台湾のお祭りを見ることができたのは 運がよかったというしかありません。 天后宮到着時間(15時半頃)が丁度お祭りの クライマックス だったのも本当に幸運でした。

******古市街******
天后宮付近には屋台が多く、それを眺めて歩くのも面白いものでした。

牛舌餅という食べ物をあちこちで 売っていたので、買ってみました。 その名の通り平べったい餅で、これが程よい甘さで、 なかなかにおいしかったです。 あとで、気づきましたが、『地球の歩き方』の天后宮の備考欄に この餅のことが触れられていました。 やっぱり名物だったみたいです。

古市街 その後、古市街へ引き返して、ゆっくり散策を楽しみました。

この日は人が多すぎたのが難点ですが、情緒があっていいところです。 鹿港で見たかったのがここだったのですが、期待に違わず、です。

昔の玩具を売る屋台もあったりして、それを見るのも面白かったです。 台湾の昔の玩具って、日本語が書いてるんですよね。 昔は日本領だったことを 思い出さされました。

******龍山寺******
古市街を去った後、向かったのが九曲巷

古市街と同様、情緒がある路地です。 屋台がないので、古市街より人が少なく、静かに楽しむには こちらのほうが向いていますね。

鹿港の龍山寺 さて、そのさらに南にあるのが龍山寺。 鹿港を代表する名刹です。 賑やかな天后宮に比べて、こちらは静かで、古刹らしい雰囲気に 満ちています。

台北の龍山寺のような派手さはないですけど、 彫刻が美しくむしろ台北より気品を感じる 寺でした。

帰りは、お祭りが終わったこともあってか、 バス待ちの人が多く、なかなか乗ることができませんでした。 ようやく乗り込んだら、席がなく、驚いて係員を見たら、 当然のように、そこに座れと運転席と助手席の間のスペースを指されました。 一人後ろ向きで、何やらさらし者にでもなった気分でした。。。

しかも急停止急発進が多いので、ちゃんとした席に座ってないと ちょっと怖かったです。

******台中の豚足******
晩は台中の阿水獅猪脚大王という店へ 行きました。 昼と同様ガイドブックに乗っている店で、 豚足専門店です。

ここで店員さんにフィリピン人か?と聞かれて、あまりの意外さに 一瞬返事を戸惑うと、勝手に納得して去っていきました。 そこまで日焼けしてるかなぁ??? フィリピン人と間違われたのは人生初です(笑)。

肝心の豚足のほうは柔らかくておいしかったです。 福岡でも結構食べていますが、福岡で食べるものよりも 柔らかかったように思います。 豚足は、日本ではあまり馴染みがない中華料理ですので、 なにやら中華を食べている気になれますね。 しかも100元(約300円)くらいと安いのが嬉しいところです。

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