グラナダ①(2012年10月24日)
******日本語情報センター******
この日はスペイン旅行のハイライトの一つといっていいグラナダのアルハンブラ宮殿の
観光を予定していました。ロンダからグラナダへは直行列車が出ています。 8:13とこの日も朝早い便でロンダ駅を出発し、グラナダへと到着したのは10:55のことでした。 グラナダではホテル宿泊の予定はなく、夜は寝台特急でバルセロナに向かう予定でした。 そのため、いつものように、ホテルに荷物を預けて観光というわけにはいかない。 駅のコインロッカーに預けるつもりだったのですが、意外にもそのコインロッカーがありませんでした。 大きな駅にはあるものだと思い込んでいたので、これは大きな痛手です。 大きな荷物をもって観光するなんてあり得ません。 とはいえ、ないのでは仕方ありません。 何がともあれ、市の中心部へと向かいました。 市の中心部には、日本語情報センターという日本人向けのツーリストインフォメーションがあります。 そこへ行って、コインロッカーの位置を尋ねると、何とそこで預かってくれると言います。 €1だったか€2だったか忘れましたが、ともあれ荷物を預けることができました。 他にも、予約してきたアルハンブラ宮殿のチケットの出し方など、親切に教えてくれました。 ところで、ここのスタッフさん、あご髭を生やし、まるで芸術家の風情でした。 事務所も猫が自由に闊歩して、アトリエという雰囲気で、少々驚かされました。 が、印象に反して、親切に対応して頂けました。ありがたいですね。
******カテドラルと王室礼拝堂******
日本語情報センターで教わった通り、イサベル・ラ・カトリカ広場のアルハンブラ宮殿グッズ売り場で、
事前に予約しておいたアルハンブラ宮殿のチケットを出してから、観光をスタートさせました。蛇足かもしれませんが、アルハンブラ宮殿のチケットはインターネットで予約していくのがいいようです。 私は ticketmasterというサイトを利用しました。 話を戻しましょう。 アルハンブラ宮殿観光のハイライトであるナスル宮殿は、チケットで入場時間が決まっており、 私達は15:30となっていました。 つまり少々時間があったのです。
王室礼拝堂は撮影禁止で、写真を撮りたい私は少々気落ちすることになりましたが、 その美しさはさすがというべきでした。 この王室礼拝堂には、レコンキスタを完遂させ、且つコロンブスを支援して新大陸の富をスペインへともたらせた イサベル女王とその夫フェルナンド2世のカトリック両王の墓が鎮座しています。 というより、そのために建てられたもので、彼らの孫のカール5世によって完成された霊廟です。 スペイン王国初代ともいうべき2人の墓ですから、豪華であるのも当然ですね。 その王室礼拝堂に付設されたカテドラルも素晴らしいものでした。 こちらは撮影OKでしたので、私は大いに満足しながら、シャッターを切っていました。
さて、アルハンブラ宮殿に入る前に、腹ごしらえを、とカフェへと入ったところ、 妻がスペイン語での注文に挑戦をする!と張り切ってみせました。 初日の列車での注文のリベンジというところでしょうか。 写真を見せながら、これをウノ(1つ)頂戴、と。 2人で1つが丁度いいと。これはロンダのパエーリャを反省してのことです。 が、来たのは2つ。妻はしょんぼり、です。 旅はそんなもんですね。ドンマイ、気にすること勿れ、です。
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