******市街散策******
ユースホステル『ミルテンガッセ』で朝食を食べた後、
さっそく市街観光へ向かいました。
まずユースホステルの窓口で
『ウィーンカード』を購入。
さすがにウィーンは広いので、交通機関の力を借りないと
ちょっとつらいですね。
ユースホステルから通りに出てすぐに、トラムの停留所があったので、
市街方面へ向かうトラムに乗りました。
外を眺めていると、目の前に王宮のような建物が現れたので
慌てて降りました。
そうやって降りてから周りの建物の位置関係をよく調べて、
ようやくそれが自然史博物館であることに気付きました。
さて、観光しようにも現金が不足していましたので、
両替商か銀行を探して、王宮を通り抜けて中心部へと向かいました。
そうやって歩いていると教会が見えたので、向かってみると
そこがペーター教会でした。
何気なく入った教会でしたが、内装が非常に美しい。
こんな素晴らしいものを無料で公開しているとは信じられないです。
実はウィーンの建物は華美すぎると感じるものが多く、
時々不快に思うこともあったのですが、
この教会は芸術的な美しさ
があり、一見の価値がありますね。
******国立図書館******
両替を済ませて、国立オペラ座へ。
ここで、オペラ座観光ツアーが2時からだということを確かめて、
その裏手にある観光案内所へと向かいました。
パンフレットを眺めながら、翌日の夜に行くコンサートを
申し込みました。
これまたミーハーな気持ちから、楽友協会で行われるコンサートです。
そして、もう一度王宮へと戻りました。
ここでスペイン乗馬学校のこの日の公演がすでに終了している
ことを知りました。
見てみたかったので、残念な限りです。
きちんと下調べをして、チケットも購入しておくべきでしたね。
さて、実は私がウィーンで最も楽しみ
にしていたのが
意外に思われるかもしれませんが、国立図書館です。
かつての宮廷書庫だけあって、
本当に美しい図書館でした。
期待をまったく裏切りませんでしたね。
ずっと見とれていました。
こんな空間で古書をひらいて、読んでみたいものです。
******ウィーンのカフェ******
旧王宮はあまりの人の多さに嫌気がさして、断念。
代わりに美術史博物館へと向かいました。
ヨーロッパ三大美術館の一つ、なんて言われかたをしますが、
実は私にとって最大の目的はこの中のカフェ。
もちろんカフェだけのために10ユーロを払うのは高すぎますので、
美しい美術品を堪能しました。
さて、肝心のカフェです。
かつて王宮御用達だった店がこの美術館の中にあり、
その美しい内装の写真を見て、絶対にここに行くと決めていた店です。
店の名前は『ゲルストナー』
実際に見たカフェはやっぱり素晴らしく、これぞウィーンといった
感じでした。
美術館のカフェに相応しい美しさです。
やっぱりウィーンはこういう芸術的な華やかさが似合います。
美術館に入場しないとカフェに行けないのは予定外でしたが、
おかげで、美術作品を楽しむことができました。
ただ、やっぱり美術館は半日くらいゆっくり時間ととって
楽しむものだと思います。
この後に、国立オペラ座の観光が控えていましたので、
じっくりと楽しむ時間を取ることができなかったのは残念ですね。
昔教科書で見たことのある作品、『バベルの塔』等といった作品が
ありました。
いくつかの気に入った作品をゆっくり眺めて過ごしました。