******豪華な教会******
日本人がドイツ観光に来ると、必ず立ち寄るのがノイシュヴァンシュタイン城がある地域でしょう。
その地域を実はまだ訪れておらず、ドイツ滞在期間があと二ヶ月半をきって、ようやくこの地域にやってきました。
このノイシュヴァンシュタイン城観光エリアで、先陣をきって訪れたのが、ヴィース教会です。
場所は、街から、やや離れていますので、バスツアーか車がないと、訪問は難しいです。
さて、この教会、会社の同僚の方から、ドイツで一番感動した場所と聞いていました。
他の教会とは違って、装飾が素晴らしかった、と。
外観は至って普通ですが、中に入ってみると、思わず歓声をあげてしまいました。
同僚の方のコメントの意味がよく分かります。
まさに豪華絢爛。
田舎の教会とは思えないほど、素晴らしい装飾です。
私は、かつて訪れたウィーンのペーター教会を思い出しました。
こちらはロココ様式なのに対して、ペーター教会はバロック様式という違いはありますが、装飾の見事さという点では同じです。
ところで、この教会は、キリスト像が涙を流した奇跡があったので、建てられたものです。
この類の奇跡、あちこちの教会で聞き覚えがありますが、寄付を集めるための常套手段といっていいでしょう。
田舎にあって、これだけ豪華な教会を建てることができたわけですから、宣伝は大成功だったのでしょう。
ところで、ウィーンのペーター教会と似た雰囲気を感じたというのは、やはりこの地域がオーストリアに近く、影響を色濃く受けていたのかもしれませんね。
天井画も実に見事です。
ドイツ観光ハイライトの先陣を飾るに相応しい豪華な教会でした。
昼食は、すぐ近くのレストランへ。
ドイツ料理の定番シュニッツェル、すなわちドイツ風カツレツを頂きました。
そして、既にテンションが上がってしまって、ビールも注文。
といっても、車なので、ノンアルコールビールですが。
ノンアルコールビールも充実していて、なかなか美味しいのが、ドイツの嬉しいところの一つです。