シュベリーン(2015年1月24日)
******ドイツのモン・サン・ミシェル******
ドイツに来て私が早々に訪ねたのがリューベックでした。 どうも、港町と聞くと旅情を誘われてしまうらしいです。

が、ドイツは海洋国家ではないですので、どうしても港町は少ない。 その後、ハンブルクを訪れただけで、北の街はしばらくご無沙汰していました。

大聖堂 そうすると、北の街が私を呼ぶような気がしてくるから不思議です。

今回私を呼んだ街の一つがシュベリーンドイツのモン・サン・ミシェルとも称えられる名城を抱える街です。

厳密には港町ではありませんが、モン・サン・ミシェルに喩えられることから分かるように、水に浮かぶ城があるわけです。

さて、いきなりハイライトというべきシュベリーン城へ向かうのはもったいない。

気持ちを盛り上げるためにも、この町もう一つの見所、大聖堂へと向かいました。

この大聖堂、内部に色彩があるというところが、変わっています。 ステンドグラスやモザイク、絵画などを除いて、教会には色彩がないことが多いですが、この大聖堂は違いました。

昼食のギリシャ料理 そういえば、リューベックの教会にも、彩りがあったことを思えば、この地方の特色なのかもしれません。

昼食は珍しいギリシャ料理の店を見つけたので、そこで。

本当は、せっかく北に来たので魚料理がよかったのですが、少し内陸に入っているためか、肉料理のお店ばかりだったのが、少し残念でした。

それにしても、豪快な量がでてきて、お昼からお腹いっぱいになってしまいました。

シュベリーン城 ギリシャ料理がそもそも、こうなのか、ドイツだからこうなるのか、、、ギリシャに行ったことのない私は知る由もありません。

さて、昼食後はいよいよこの旅最大のハイライト、シュベリーン城です。

正面に城が姿を表したとき、まさに息を飲みました。 美しい。

正直なところ、私の期待以上です。 当然といえば、当然かもしれませんが、正面から見た姿が最も美しいです。

とはいえ、ドイツのモン・サン・ミシェルと異名をとる城です。

水面に浮かぶシュベリーン城 水面に浮かぶ姿を見ないわけにはいきません。

湖の真ん中に庭園があり、歩いていけるのですが、そこから湖越しに見た姿が美しいと聞いて、そこへ向かいました。

確かに美しいのですが、写真好きの私としては、この旅に望遠レンズを持ってきていなかったがために、城を引き寄せることができず、それが心残りです。

今回は城の中の観光はやめておきました。 ここは、外からの景観が素晴らしいですが、中は大して見るべきものがない、と、まあ勝手な偏見です。 根拠はない。

シュベリーンの街 ともあれ、駅で次の目的地ヴィスマル行きの列車まで時間があったので、買い物をすると、レジのおばちゃんが日本語を話し始めたので、驚きました。

聞くと、娘さんが日本語を勉強していて、そのおかげで、彼女も少し単語を覚えたのだか。

嬉しい反面、自分のドイツ語の至らなさを反省させられる瞬間でもありました。

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