ライン川クルーズ(ローレライ他)(2015年6月20日)
******ドイツ旅行のハイライト******
妻は私より一足早く帰国予定だったため、この日が最後のドイツ観光。 最後に何かハイライト的なものを、と計画したのがライン川クルーズでした。

ライン川クルーズなので、当然ラインワインも目的の一つです。 なので、車ではなく、電車でリューデスハイムへ向かいました。

がここで、想定外のハプニングが。

Bahn card 50という切符が半額になる割引カードを使ってお得に旅をしていたのですが、ホームページを見ると、家族も同じように割引が適用される、とありました。

これは素晴らしい恩恵だ、ということで、これまでこの特典を使って安く旅をしてきたのです。

が、最後の旅にして、車掌がやってきて言うには、家族も別にBahn Cardを買わなければならない、と。

そんなはずはない!ホームページに書いてあるだろ、と反論すると、ドイツ語のホームページをしげしげと眺めたあげく、ホームページが間違っている、と。

リューデスハイム 今回は見逃してやるけど、次回からはちゃんと買えよ、と。

これには、さすがに唖然としました。 会社の公式ホームページよりも、俺が正しいと譲らない一介の車掌。 まあ、いかにもドイツらしいです。

それにしても、今の今まで、そのようなことを言われなかったのに、今になって突然そんなことを言われても到底納得できません。 何か釈然としないまま、リューデスハイムへ到着。

有名なつぐみ横丁でランチを取り、ワインを少々調達して、クルーズ船へと乗り込みました。

クルーズ船でのワイン ところで、リューデスハイムはワインの値段もかなりお高いです。

品質も良いワインのようですが、アーヴァイラーなどに比べるとかなり高く、観光地価格?と思わなくもなかったです。

さて、ワインを片手にクルーズを楽しんでいると、日本人を対象にワインの試飲をしています、という日本人の方が。

もちろん気に入れば購入を、とのことでしたが、試飲だけでもOKでした。

このワインがおいしかったです。 日本での購入先もある企業のようだったのですが、忘れてしまいました。 残念。

日本の拠点は長野だったような。。。 が、記憶に自信はないです。

ライン川沿いの古城 さて、ライン川クルーズは、次々と古城が現れるのが魅力です。

どの古城もなかなか雰囲気があって、楽しいですね。

ねずみの塔だの、ねこ城だの、と名前も楽しいお城があります。

ねずみの塔は、強欲の司教様が、その欲が災いして、ねずみに食い殺されてしまうという恐ろしい物語がついています。

さて、ライン川クルーズのハイライトは、なんといってもローレライです。

ローレライ なじかは知らねど心わびて
昔のつたえはそぞろ身にしむ
さびしく暮れゆくラインのながれ
いりひに山々あかくはゆる

うるわしおとめのいわおに立ちて
こがねの櫛とり髪のみだれを
梳きつつくちずさぶ歌の声の
くすしき魔力に魂もまよう

こぎゆく舟びと歌に憧れ
岩根もみやらず仰げばやがて
浪間に沈むるひとも舟も
くすしき魔歌うたうローレライ

有名なローレライの歌が船の上で流れてきて、気分を盛り上げてくれます。

眺め自体は、船からよりも、むしろローレライの岩の上からが私のお勧めですが、気分は断然クルーズ船がいいですね。

ワインの酔いの助けもあってのことかもしれませんが(笑)

さて、帰りはボッパルトという町で船を降りました。

ボッパルト この町で、ライン川が大きく蛇行しており、その眺めが素晴らしいと聞いて、ここで降りました。

が、丘の上へ向かうリフトは既に営業終了していて、その素晴らしい眺めを見ることは叶いませんでした。

ここボッパルトでも、美味しいワインを売っているお店があって、ここでもワインを調達しました。

リューデスハイムよりは、多少リーズナブルな価格だったように思います。

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