ラッツェブルク(2014年8月3日)
******湖に浮かぶ街******
ラッツェブルクに行ったといっても、私の発音が悪いのか、街がマイナーなのか。ドイツ人に通じませんでした。

ラッツェブルク 例えマイナーだとしても、街の魅力には関係ないということは、この街が証明してくれるに違いありません。 街に浮かぶように現れる大聖堂は、まさにドイツのモンサンミシェルとは、、 ちょっと言い過ぎですが(笑)、なかなか素敵な感じです。

車で島に入って、適当な駐車スペースを見つけると、さっそく散策を始めました。 目指すは、もちろん島が誇る大聖堂です。

大聖堂で出逢った年輩の女性がいうには、1000年の歴史を誇るということでしたが、実際には13世紀の創建で、 1000年には少し届かないようですが、古いことには変わりありません。ガイドブックには北ドイツで一番 古いとあります。

大聖堂は、華美ではなく、厳粛で、どこか日本の神社を思わせる雰囲気が漂っていました。 まさに私好みです(笑)。

ラッツェブルクの大聖堂 大聖堂に入ると、人がたくさんいて、神父さんが聖書を配布していました。 日曜の朝10時。そう、ミサの時間だったのです。

私もいいのか?と聞くと、ウェルカムだ、と。 ということで、生まれて初めてミサに参加しました。

その日、朗読あるいは斉唱する箇所は、番号が掲示されていて、分かるようになっており、 意味は分からなくても、文字を目で追うことはできました。

が、ときどき入る神父さんの説話はさっぱり。。。私のドイツ語力では、モーゼが何かを 言ったんだとか、その程度しか分からない。パイプオルガンの音色を楽しむくらいなものです。

終わると、お布施を集めに来たので、気持ちばかりお渡しして、お茶会に参加。 そう。私は知らなかったですが、ミサのあとは、コーヒーや紅茶とお菓子のサービスがある らしいのです。

お茶をしながら会話をしたおばあさんは、この大聖堂がお気に入りで、毎週ハンブルクから 通っているとか。知る限りこの大聖堂がもっとも素晴らしいと絶賛していました。 確かに、ぶらっと寄った私の期待をはるかに上回るものがありました。

おばあさんのお勧めは、遊覧船。遊覧船からみる大聖堂が また格別だといいます。が、私はその後メルクに向かいたかったので、今回は断念。 しかし、確かに湖の上から大聖堂をカメラにおさめれば、絵になったに違いなく、 少し惜しかった思いは残りました。

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