******イン川とドナウ川の合流地点******
二週間前、ドイツ鉄道のストライキで断念したレーゲンスブルクへの旅のリベンジ!ただレーゲンスブルクだけをリベンジするだけは癪なので、合わせて
パッサウにも行くことに。
パッサウといえば、イン川とドナウ川が合流する古都です。
かつて、私はドナウ川を見たくて中欧旅行を決行したことがあるほどで、ドナウと聞くと胸がときめきます(笑)
なんといっても、ヨハン・シュトラウスの『美しく青きドナウ』のイメージが強いのです。
中欧では青いドナウを見ることはできなかったのどすが。。。
というわけで、パッサウに到着すると、さっそくドナウを見に行きました。
川越しに見るパッサウの街はなかなか美しいです。
が、ここでもやっぱり青くない。
青いドナウはどこにあるんだ?
という感じですが、ともあれ美しい街を眺められたことに満足して、街の中心部へ。
街の中心の見所はなんといっても、大聖堂でしょう。
中心部に威風堂々と聳えています。
平日にはオルガンコンサートが開かれるらしいですが、私が訪れたのは生憎の土曜日。
さほど期待せずに中に入ったのですが、入って驚きました。
豪華絢爛。
かつてウィーンで見た教会を思い出させてくれる見事さでした。
さて、パッサウは川の合流地点、それを見ないわけにはいかないでしょう。
ドナウは黒い森に源をもち、東に流れ、黒海に注ぐ大河です。
同じように黒い森の近くを流れるライン川が、全く方向を異にして北海に注いでいるのが面白い。ヨーロッパの大平原がなせる業でしょう。
一方のイン川はインスブルックから北東に流れ、ここパッサウでドナウに合流する、これまた大河。
実はもう一つ合流する川があるのですが、私は知らなかったので割愛。
申し訳ない、第三の川よ!
合流地点は公園になっていて、子供たちがシャボン玉で遊んでいました。
シャボン玉もこちらでは豪快。
たらいに石鹸水を溜め、棒に輪っかになったロープがついた器具でもって、大きなシャボン玉を飛ばすのです。
子供たちの微笑ましい光景と夕陽に輝く大河。素晴らしい夕暮れの一時でした。