パリ・オランジュリー美術館(2015年6月5日)
******モネ******
ルーヴル美術館の素晴らしさの毒気に当てられ、疲れ果てた後、向かったのが、オランジュリー美術館です。

モネの睡蓮@ ルーヴル美術館に比べて人が少なく、ゆっくり鑑賞を楽しむことができました。

自分のペースで回ることができるのがいいですね。

しかし、人が少ないとはいえ、もし日本にここの展示品がやってきたら、長蛇の列ができるのは間違いないほどの超有名画が多く展示されています。

そのオランジュリー美術館の中でも特に著名な作品がクロード・モネの睡蓮です。 いや、むしろこの作品のために、設立された美術館といっていいでしょう。

この作品は、特に妻が見るのを楽しみにしていました。

モネの睡蓮A 妻が好きなのは本当は積みわら、らしいのですが、睡蓮がモネの代表作なのには違いありません。

私がモネをまともに見たのは初めてでしたが、この睡蓮は好みでした。 微妙な光の陰影がよく表現されていて、日本人好みの絵画といっていいでしょう。

それにしても、ここの睡蓮の大きさは圧巻です。 この大きさ故に、専用の美術館が必要となったといっていいでしょう。

この圧巻の睡蓮を椅子に座って、ゆっくり堪能しました。 これほどの名画を、時の流れを忘れて楽しむことができるとは、これ以上ない至福です。

******ルノワール******
ルノワール『ピアノを弾く少女』 ところで、オランジュリー美術館の名画は決してモネの睡蓮だけではありません。

中でもルノワールの名画が多いように思います。

私が気に入った作品を上げれば、『ガブリエルとジャン』、『ピアノを弾く少女』、『長い髪の浴女』など。

今回、初めて気がつきましたが、私はルノワールが描く女性の絵が好みのようです。

絵のタッチが明るいのがいいですね。 全くもって勝手な主観をいえば、女性の絵は明るいほうがいいです(笑)

他にもゴーギャンや、ピカソなどもありましたが、さほど私の琴線には触れませんでした。

******本格フレンチ******
さて、この日は少し本格的なフレンチを頂こうと、ガイドブックに載る家族経営の小さな店へ。

フレンチ・ディナー 残念ながら、お店の名前は忘れてしまいましたが、温かい雰囲気のお店でした。

私はお肉料理で、妻はお魚料理。 ともに美味しい料理でした。

最後は、やっぱりクリームブリュレ。 私の中ではフランスのデザートといえば、クリームブリュレ。

これも美味しかったです。

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