デュッセルドルフ・ニューイヤーコンサート(2015年1月1日)
******トーンハレ・ニューイヤーコンサート******
2014年にドイツにやってきた私は、当然のことながら、2015年がドイツで迎える 初めての新年

前日、早めにベッドに入った私は、新年を迎える瞬間、すっかり熟睡をしていた、はずでした。

新年の花火 が、突然、外で尋常でない音が立て続けにして、且つ鳴り止まない。

何事か?と思った次の瞬間、ふと思い当たりました。

ドイツ人の同僚が新年の瞬間、寝ているなんて不可能。 何故なら、そこかしこで皆が花火を上げて、新年を祝うからね、と言っていたのを思い出したのです。

そう。外の轟音は打ち上げ花火の音だったのです。

それも、一般人があげるにしてはかなり大きなもので、それを家のすぐ横の路上であげているのです。 一人や二人ではなく、本当にそこら中で花火があがってます。

慣れない私には恐怖を感じるほど。 クリスマスを静かに祝っていたのとは対照的です。

しばらくすると、収束していきましたが、久々に驚いた出来事でした。

トーンハレ さて、年明け最初のイベントとして私が用意したのがニューイヤーコンサートです。

幸いにして、デュッセルドルフは交響楽団を抱えており、その楽団がニューイヤーコンサートをやっていたのです。

有名なのはなんといってもウィーン交響楽団ですが、音楽にかけてはドイツも負けていません。

なんといっても、バッハ、ヘンデル、ベートーベン、ワーグナーといった名だたる音楽家を排出した国です。

その音楽の本場ドイツでニューイヤーコンサートを聞く、これは至高の喜びといっていいでしょう。

トーンハレ内部 会場はもちろんデュッセルドルフ交響楽団の本拠地トーンハレです。

私はジャケットにネクタイ着用、妻はワンピースと夫婦揃って正装で出かけました。

かなり早めに予約したことが、功を奏し、席は楽団の目の前という非常にいい席を確保できました。

さて、肝心のコンサートですが、新年ということもあってか、明るい曲がほとんどで、素人としては大いに楽しみました。

ウィーンっ子のように、今年の演奏はどうだったかなどと批評する能力は私にはありません。 ただ、楽しかった。 音楽の感想はそれで十分でしょう。

そして、何より演奏している人が、楽しそうに弾いているのが印象的でした。 演奏している人の気分が音に乗ったような楽しいコンサートでした。

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