******白亜の寺院******
パリ最終日。
迷ったあげく、目的地に
モンマルトルを選びました。
なんとエッフェル塔にも、シャンゼリゼ通りにも行かずに、パリを去ることに。
でも、それだけモンマルトルが魅力的な場所にみえました。
丘の上に建つ白亜の寺院サクレ・クール寺院の美しいこと、この上ありません。
それに惹かれて、ここモンマルトルへやってきました。
この日は快晴の青空。
真っ青な空に白亜の寺院がよく映えます。
この寺院は、実はエッフェル塔より新しい建造物です。
完成は1914年。
中も立派ですが、やはりこの教会は外観が素晴らしいです。
正面には芝生が広がっていて、芝生の緑と、青空に白亜の教会というのが、本当に絵になります。
芝生の上には、多くの人が寝そべって、日光浴を楽しんでいました。
ところで、ここモンマルトルは、映画アメリのロケ地としても知られています。
丘の麓にロケに使われたというカフェがあり、帰りにそこへ寄りました。
といっても、アメリに特別の思い入れのない私には、ただのカフェ。
どうという感慨もなく、コーヒーを楽しみました。
さて、次の目的地はブリュッセル。
駅へ行ったものの、まだ乗車ホームの案内は出ていません。
案内所で聞いても、まだ分からない、と。
でも、それらしい列車はホームに止まっているのです。
にも関わらず、案内がないのがフランスです。
かつて、パリの空港でも似たような経験をしました。
なんと発車5分ほど前になって、ようやく案内が出ました。
待ちに待った乗客達が、一斉に列車へ向かうわけで、それで効率の良い乗車などできるはずもありません。
そういうところが、なかなか定刻運行が実現しない原因ではないかと思うのですが、そればっかりはお国柄と諦めるしかありませんね。