******湖畔の町******
ノイシュヴァンシュタイン城観光を終えて宿泊地に選んだのはボーデン湖畔の町
リンダウです。
ボーデン湖は、ドイツ、オーストリア、スイスの三ヶ国に接し、背景にアルプスの山々を抱える風光明媚な湖です。
職場の同僚がこの町の美しさを盛んに誉めていたので、来てみる気になりました。
晴れ渡る青空を映す湖を前景に、美しいアルプスの山並みを眺める。
これ以上ない贅沢でしょう。
その素晴らしい眺めを目に浮かべながら、やってきたわけです。
が、天気はあいにくの雨。
真っ青な青空を映すはずの湖は、暗く濁り、彼方のアルプスは雨にかすれて見えません。。。
わずかに目を慰めてくれたのが、公園に咲き誇る色とりどりの花でした。
ドイツ有数の保養地らしく、公園が実に綺麗でした。
さて、リンダウは保養地のせいか、ホテルが高く、かろうじて見つけた宿泊先が、ウィークリーマンションのような部屋。
今でいう民泊とでもいうべきでしょうか。
これがなかなか部屋数も多く、キッチンもついていて、豪華でした。
妻はテンションが上がって、踊り出さんばかりに喜んでいました。
こういう宿泊先も悪くないです。
夕食は恒例となったシュパーゲル。
白アスパラなのですが、日本で知る白アスパラとは別物です。
とうもろこしのような甘みが癖になります。
食事をとったレストランでは、何かパーティーをやっていて、ガヤガヤしていました。
よく見ていると、自由に出たり入ったりしています。
そういえば、こちらの結婚披露宴は、いつやってきても良いし、いつ帰ってきても良いと聞きました。
もしかしてそれかと思いましたが、新郎新婦らしき人は見えなかったので、実際のところは分からずじまいでした。