ライプツィヒクリスマスマーケット(2014年12月6日)
******ライプツィヒ******
この日、デュッセルドルフから飛行機でライプツィヒに着き、その後アンナベルク・ブッフホフを経由して、ドレスデンへ向かう予定だったのですが、ライプツィヒでの乗り継ぎが約二時間ありました。

ライプツィヒクリスマスマーケット ライプツィヒもクリスマスマーケットが有名です。 いや、そうでなくても、ライプツィヒは人気観光地のひとつ。

二時間も駅でじっとしているなんて法はありません。 さっそく街に繰り出しました。

が、、、着いたのは九時頃。 残念ながら、早すぎて、まだ始まっていませんでした。

誰もいない、がらがらのマーケットに足を踏み入れてみると、メルヘンなお人形が。 グリム童話の一場面のようですが、何の話か心当たりはありません。

ファウストとメフィストフェレス がらがらのクリスマスマーケットをあまりうろついていても仕方がないので、他の名所へ向かうことにしました。

ライプツィヒといえば、ゲーテが大学に通った街です。

彼の代表作ファウストには、この街に実在する酒場が登場します。

その酒場の前にはファウストとメフィストフェレスの銅像が立っています。

彼らが酒場で出会ったとき、メフィストフェレスは犬の姿だったように思うのですが、ここでは人の姿をしています。 犬では、絵にならないからですかね。

でも、私の記憶も定かでないので、また読み返してみないといけません。

トーマス教会 もう一人、ライプツィヒといえば、ゲーテと並んで、いやそれ以上に忘れてはならないのがバッハです。

彼がオルガン奏者として、作曲家として活躍した街こそ、ここライプツィヒ。

彼の音楽は後のモーツァルトらと違って、教会音楽です。 西洋音楽はキリスト教と切っても切り離せない関係にあります。

そして、その教会音楽の集大成ともいうべきものを作り上げたバッハが活躍したのがトーマス教会です。

ライプツィヒに寄った以上、たとえ時間がなくても、ここは外せません。 駆け足で向かい、ちらっとだけ見て帰りました。

私は音楽を嗜まないですが、近代的音楽はここから始まったかと思うと、なかなか感慨深いです。

教会を出ると、アンケートを取っている学生が寄ってきて、宗教と仕事とどっちが大事か?と聞いてきました。

これが道徳か仕事か?という質問なら、道徳と答えるところですが、生憎宗教が大事だと思ったことはなく、、仕事だと答えるしかありませんでした。

私は仏教徒ですよ、と言ったものの、そんなことは関係ないようで、教会から出た直後だけに、何やら心がけの悪い人になった気分でした。。。

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