キール(2015年6月27日)
******キール週間******
ドイツ滞在期間も約あと半月となり、訪問先に迷っていたときに、目についたお祭りが、北部の港町キールのキール週間というお祭りです。

キールの港 キール週間などと無機質な名称ですが、実は世界最大のヨットの祭典だとか。

生半可な観光地を訪れるより、世界最大のお祭りなるものを見てみようと、キールを訪問先に選びました。

到着してみると、港には出店やアトラクションが並び、賑やかな様相でした。

ふと見ると、捕鯨活動を妨害することで有名なシーシェパードも何やら出店していました。 私からすると半テロ集団のような印象しかない彼らが堂々と出店しているというのは、日本とドイツの価値観の違いでしょうか。

ところで、キールは軍港として知られています。

キール運河の起点で、軍事的な要衝にあたります。 それがドイツにとって、重要な軍港となった理由でしょう。

沖合のヨット 故に第二次世界大戦では、徹底的に爆撃されました。 戦前の街は再現されていないのが残念です。

話は変わりますが、歴史上キールは重要な役割を果たしています。

1918年、ここキールで発生した水兵の反乱がきっかけとなり、ドイツ帝国が崩壊。 いわゆるドイツ革命のきっかけとなった都市なのです。

ドイツを代表する港町で、世界的なヨットの祭典が開かれるのは、当然といえば当然といえます。

キール週間 沖合をみると、たくさんのヨットが浮かんでいました。

レースでもしているのかもしれませんが、ちょっとそれは分かりませんでした。

海に面した通りは特に人も多く盛り上がっていました。 何のサービスか、大きなシャボン玉をいっぱい作っている人がいて、子供達が大喜びしていました。

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