******ドレスデン再訪******
翌日の日曜日から出発の出張が入ってしまい、マイセンとドレスデンを2日間かけて訪問する計画は破綻。
しかし、どうしても、妻をマイセンへ連れて行ってあげたかった私は夜行列車でドレスデン入りし、日帰りする強行軍スケジュールを組みました。
当然朝早くのドレスデン到着ですので、マイセンへ行く前に若干の時間があります。
この時間をドレスデン観光にあてない手はありません。
当然店もなにも空いていませんが、美しい街並みそのものが観光資源になっているドレスデンなら、それで十分です。
正直なところ、私が気に入っている、この美しい町ドレスデンをどうしても妻に見せたかったのです。
そして、その代表的観光スポットの一つがフラウエン教会。
第二次世界大戦の爆撃でバラバラに破壊されながら、その破片を集めて再建された美しい教会は、私のお気に入り。
以前にも書きましたが、日本なら破片を集めて再建するなどという発想が出たかどうか。
妻に内部を見せられなかったのが残念でなりませんが、内部も美しい教会です。
その後は、私が最もお気に入りの眺めを見るため、エルベ川の対岸へ。
ドレスデンで最も美しい眺めはここだと思います。
今回の写真は、花を前景にするために、ドレスデンの町並みを犠牲にしてしまいましたが、もう少し先へ行くと、フラウエン教会の尖塔も見え、町の眺めは最高です。
私の独りよがりではなく、妻も感激してくれたと信じていますが、さてどうだったでしょうか(笑)。
ドレスデンにはアルテ・マイスター美術館のシスティーナのマドンナなど、他にも妻に見せたいものがありましたが、今回は断念。
******世界一美しいチーズ屋さん******
さて、無事マイセン観光を終えた段階で昼を少し過ぎたところ。
更にドレスデン観光をするには微妙な時間の残り方でした。
が、タクシーを使うことで、多少時間を稼いで、弾丸ドレスデン観光ツアーを決行しました。
このタクシーの運転手さんがなかなか当たりで、ドイツ語ながら出来るだけ簡単な単語で、片言の英語も交えながら、ドレスデンまでの道中の観光案内をしてくれました。
タクシー代は当然電車より、かなり高いですが、こういうおまけがつくなら、むしろ得した気分になれますね。
さて、タクシーを使ってまで、ドレスデンへ急いだのは、目的地がドレスデンのやや外れにあるからです。
その目的地こそ、以前ドレスデンへ来た際の心残り、世界一美しいチーズ屋さん・プフント兄弟のチーズ屋 (Dresdner Molkerei Gebrüder Pfund)です。
厳密にはチーズ屋ではなく、乳製品屋。
世界一は自称ではなく、ギネス認定の美しさなのです。
美しさのような抽象的なものをどうやって認定したのかは不明ですが、確かに美しいタイルの内装です。
写真撮影不可なのが残念。
残念ながらカフェをする時間がなかったので、チーズと、チーズケーキを購入し、チーズケーキはベルリン行きの電車の中で頂きました。
確かにチーズケーキも美味しかったですが、私が気に入ったのはチーズのほう。
やっぱりいいチーズは美味しい!と目覚めてしまって、その後スーパーのチーズよりも、Kaufhofのようなちょっといいところのチーズを好むようになってしまいました。。。