******リベンジのカイザーヴィルヘルム記念教会******
マイセン、ドレスデンの日帰り弾丸ツアーを終え、ベルリンへ。
乗り継ぎのためのベルリンで少し時間を作ったのには、もちろん理由があります。
カイザーヴィルヘルム記念教会の訪問がその理由です。
旧教会と新教会があり、
第二次世界大戦の爆撃の痕が生々しい外観が有名なのは旧教会、
シンプルなホールのような外観ながらブルーのステンドグラスの内装が有名なのは新教会です。
写真の奥が旧教会、手前が新教会になります。
前回のベルリン訪問時は、わずかな時間の合間をぬい、そのブルーのステンドグラスを目指して走ったものの、旧教会と新教会があることを知らずに、目的のステンドグラスを見つけられずに、諦めて撤退する羽目に。
今回はそのリベンジです。
市民ホールのような外観の新教会に半信半疑になりながら、中へ入りました。
中へ入って驚きました。
美しいとは聞いていましたが、全面ブルーのステンドグラスは想像以上の美しさでした。
どうやら、オルガンコンサートが開かれるらしく、観客を集めていましたが、時間がないので、ステンドグラスを眺めるとさっさと外へ出ました。
そして、前回訪問時には、青のステンドグラスを求めて、全くよく見ていなかった旧教会のほうへ。
以前は気がつかなかったのですが、こちらのほうはモザイクが素晴らしいです。
ちなみにこの教会は、その名が示すように、ドイツ帝国初代皇帝ヴィルヘルム1世を追悼して建てられました。
現在は、第二次世界大戦の傷痕をそのまま残すことで、戦争の悲惨さを後世に伝える記念碑のような役割も果たしています。
******ベルリン発のファーストフード******
さて、カイザーヴィルヘルム記念教会へ寄っても、なお時間があったので、ベルリン発のファーストフード、
カレーソーセージを楽しむことにしました。
今やドイツ各地で楽しめますが、発祥はベルリンと言われています。
ケバブもベルリン発祥ですから、やはりベルリンは流行の発信地ですね。
日本人の感覚からいえば、カレーといより、はるかにケチャップに近いソースをつけて食べるソーセージは、病みつきになるスナックです。
日本で流行らないのは、名前とのギャップのせいかもしれません。
前回、電車に遅れないよう全力で走ったことを思えば、強行スケジュールとは思えない優雅な旅でした。