******バンベルククリスマスマーケット******
クリスマスマーケットシーズンの開幕で、いろんな都市のクリスマスマーケットを見てみようと心に決めました。
そうなると、まず外せないのが、最も有名とされるニュルンベルク。
が、それだけではもったいない。
そこで、目を付けたのが、ニュルンベルクの北に約一時間行ったところにある古都バンベルクです。
ついでにここに寄ろう、と。
なんせ市街地そのものが世界遺産です。
そうとなれば、クリスマスマーケットも期待できるというもの。
ヴュルツブルク乗り換えでしたが、電車が混んでいて残念ながら一時間立ちっぱなし。
その電車の中で、スパークリングワインを持ち込んで、宴会を始める集団がいて驚きました。
普通に考えたら迷惑極まりないのですが、私としては見ているだけでなかなか愉快です。
連中も多少周りの迷惑を考えるのか、スパークリングワインを開けるときは、わざわざトイレに入って開けていました。
そうまでして飲みたいのか?という感じですが、まあ、それでも、こちらの人はたちの悪い酔い方をしないので、迷惑ながらも、微笑ましい。
さて、バンベルクのクリスマスマーケットですが、私としてはちょっと期待外れだったと言わざるをえません。
写真好きの私としては、何故あの美しい大聖堂の前にクリスマスマーケットを開かないのか不思議でならないです。
街は古都の雰囲気があって、実に趣があり、美しかっただけにもったいない。
街自体はさすがは世界遺産の街で、見るべきものがあります。
それはそうとして、この街のクリスマスマーケットでは、面白いものを見つけました。
グリュービール、すならちホットビールです。
これは試さないわけにはいきません。
当然ながら炭酸はほとんど抜けていました。
そして、グリューワインと同じく、香辛料と砂糖が入っている感じです。
正直持て余してしまいました。。。
それなら、この街の名物ビール、ラオホビールを試すのだった、というのが私の後悔です。
その後、駅に戻って、時間があれば、ラオホビールを飲もうと思っていたのですが、駅近辺では、ラオホビールを提供している店を見つけられず。
ひょっとすると、旧市街のあたりでしか飲めないのかもしれません。
ところで、私がいざ帰ろうとすると、少年少女達が演奏を始めました。
彼らが可愛かった。
上手下手はともかく、先生や親御さんに励まされて、一生懸命演奏しているのがよく伝わり、こちらまでほのぼのした気持ちになりました。