******美しいステンドグラス******
さて、デュッセルドルフ近郊で外せない観光地といえば、なんといっても
ケルン大聖堂ですが、真打ち登場の前にはやはり前座が必要でしょう。
ケルン近郊、車で約30分の距離にオーデンタールという街があるのですが、そこにアルテンベルク大聖堂があります。
ケルンを訪れる前に、そこへ寄り道することにしました。
大聖堂というからには、いちおう街中にあると思っていたのですが、山道を登っていった人里離れたところに建っていました。
大聖堂といえば、司教様がいらっしゃるわけで、そのような権力者がいれば、周りには人が集まり、街ができるものなのですが、ここはどうしてしまったんでしょうか。
と、思いながら、今ガイドブックを見返してみると、元は修道院付属の教会とあります。
修道院であれば、人里離れたところ似合ったのも納得ですが、そうなると何故大聖堂に昇格したのか不思議です。
ともあれ、おかげで、大聖堂というのに、訪問客は少なく、私達が訪れるところは老人ばっかりいると、妻にぼやかれてしまいました。
だからといって、訪れる先の価値が下がるわけではありません。
人生の先鞭たるご老人方が多いというのは、価値の分かる人には評価されているということに違いありません。
ここアルテンベルク大聖堂のウリはステンドグラスで、なるほど素晴らしかったです。
ステンドグラスはケルンにも全く見劣りしません。
ステンドグラス好きの妻も気に入ってくれました。