******アーヘン・クリスマスマーケット******
さて、ドイツといえば、なんといっても
クリスマスマーケットの本場です。
クリスマスマーケットの開始時期は都市によってマチマチなのですが、デュッセルドルフ近郊は他に先駆けて、この週からスタートする都市が多かったのです。
その美しさで名高いアーヘンもその一つ。
ちょうどメンヒェングラードバッハでサッカーを観戦したこともあり、クリスマスマーケット最初のターゲットはアーヘンに定めました。
アーヘンといえば、こちらに来て最初に訪問した都市。
どうやら、私と縁があるようです。
アーヘン到着時には既に日が暮れていました。
昼間のクリスマスマーケットも悪くないですが、やはり夜の美しさは格別です。
ところで、写真のでっかい不可思議な人形は、アーヘン名物アーヘナークーヘンというお菓子の人形なのだとか。
こういう地域色豊かなところがまた、クリスマスマーケットの醍醐味ですね。
さて、ドイツの同僚にお勧めのクリスマスマーケットを聞いたところ、アーヘンを上げる人が結構いたのですが、なるほど美しいです。
そもそも大聖堂が美しい街ですから、クリスマスマーケットによってそれが増幅されたようです。
そして、私にとって何より嬉しいのが、人が多すぎないことです。
後にニュルンベルクに行ったときなどは、あまりの人の多さに辟易してしまったことを思えば、ここアーヘンは快適でした。
ところで、グリューワイン、要するにホットワインですが、それを飲みながら楽しむというのが、クリスマスマーケットの定番になっています。
そして、そのマグカップを集めることもまたクリスマスマーケットの楽しみの一つです。
私は13のクリスマスマーケットしか訪問していないですが、その中では間違いなくアーヘンのカップがベストでした。
まず靴下型で、都市名と年号まで入っているというのが珍しい。
都市名はあっても年号がなかったり、都市名も年号も入っているんですが、靴下型ではなかったり、という惜しいものがたくさんありましたが、ここアーヘンは完璧!全ての要件を満たしています。
そして、数ある靴下型カップの中でも、アーヘンの形状は他とは一線を画していて、その可愛らしさも比類ないです。
そのうえ、ほぼ全ての屋台が靴下型カップでグリューワインを提供しているというのも素晴らしいです。
グリューワイン片手に屋台で食べ歩き。
初めてのクリスマスマーケットを存分に楽しみました。